火力発電所併設植物工場

【背景】

近年太陽光発電風力発電のような再生可能エネルギーの導入が活発になっている。しかし再生可能エネルギーは基本的に変動が大きく、その変動度は火力発電や揚水発電所によって補っている。

ここで場合によっては太陽光や風力の発電量が供給過多になり、火力発電機を停止しなければならない事態に陥る。火力発電機は基本的に常時運転していることが望ましく、起動停止にには不要な時間と燃料が必要になる。そのため供給過多にならないように、需要を常に安定させるための設備が必要になる。

【解決策】

巨大な需要を生みだすために、火力発電所に植物工場を併設する。植物工場は夜間でも電力を消費し、常に安定した電力を必要とする。また火力発電所によって生産される他の資源である、水、熱、二酸化炭素を利用することができる。水と二酸化炭素は植物の成長のために不可欠であり、熱は暖房として利用できる。

植物工場は日本ではあまり普及していないが、これによって技術革新の一助になるかもしれない

【付加価値】

・東北の被災地に建設すれば、土地の活用と仕事ができる

【追記】

東京電力の横浜発電所の敷地内にいちごの農園が施設された。(2018.4.26)

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