Uberバス

【背景】

地方都市や観光地では、バスは電車以上に重要な交通インフラであるが、実際にはその運営には課題が多い。

乗客が少ないため収益が上がらないため本数は減り、本数が減ればますます乗客が少なくなるという負のスパイラルになる。ときには乗客がいないにも関わらず定時なので運行するときさえある。

また時刻表をインターネットで調べるのは困難なところが多く、経路や時間、発着所を調べるのが難しい。また経路によっては電車や自家用車に比べて長時間かかる場合が少なくない。

【解決策】

Uberを応用したバス予約システムを作る。バス予約をスマホ上で操作できるようにし、目的地と時間を指定する。一定数以上の予約が成立した場合にバスが運行するようにする。また必要に応じてバスの運行ルートも変更できるようにする。

【課題】

  • 運行の成立条件が難しく、予約した人間が乗れない場合も多いことが予想される。
  • 法的にバス運行が定時運行以外ができるか疑問がある。
  • 乗客に高齢者が多い場合、高齢者にこのシステムを理解させて、運用してもらうのにかなりの手間がかかることが予想される。