駆け込み寺

【背景】

日本において寺は7万件以上あり、5万件あるコンビニや2万件ある郵便局よりもはるかに多い。しかし一般人にとっては寺に訪れる機会は冠婚葬祭くらいでかなり少ない。仏像や建物に歴史的や美術的な価値があれば観光の対象となるが、そのような寺はかなり稀である。座禅や写経を体験できるお寺もあるが、まだ敷居が高い。

寺は全国のほぼ全ての過疎地にでもあり、お堂や境内のような広いスペースがあるため、有望な資源とも言える。それを利用してAirbnbと提携して宿泊施設として提供するお寺も出てきている。とわいえこのような流れに乗れる寺も、それなりの人的資源や環境整備が必要となるし、なにより寺本来の役割から外れているような気がする。

 

【解決策】

寺にNPONGOの広報活動の場を提供し、役所では対応できない相談できるプラットフォームになる。各寺や宗派は共感できるNPO法人と提携し、情報と相談の窓口になる。何かしらの悩みを抱えた人が気軽に立ち寄って、お坊さんに相談でき、実際に解決するための行動を勧める。またNPONGOの活動報告や講演の開催場所にもする。NPOの情報は宗派の本部が精査し、情報を共有できるようにする。

寺とコンビニ、どちらが多い?:日経ビジネスオンライン

寺に宿泊できる「テラハク」6月サービス開始に向け、Airbnbと業務提携 | 日本最大級の民泊情報サイト MINPAKU.Biz | 民泊・Airbnb運用代行比較